こんにちは、代表の志村です。急激な冷え込みに、秋の風情を楽しむ間もなく厳しい冬に突入ですね!今日は、トタン屋根の葺き替え工事の様子をご紹介したいと思います。今回のお宅は、室内への雨漏りがあると言うことで、お問い合わせをいただきました。では、さっそくですが、現場調査に伺った際の様子を写真でご覧ください。

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天井に雨染みがございますね。右が、赤外線写真で確認した状態です。お客様が認識されていた雨漏りは、1箇所だったのですが、実際に調査を進めていくと、複数箇所で、雨水浸入が確認出来ました。次の写真をご覧下さい。

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同室内の天井に、複数の雨水浸入の痕跡を発見。また、屋根の棟部の階下にあたるわたり廊下の天井にも、雨水浸入の痕跡を発見。

ここで、天井を開口し屋根裏をチェックします。

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これは、屋根からの雨水浸入の可能性が大きいですね。実際に、屋根にあがって、状況確認致します。

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トタン屋根の老朽化が激しく、また、端部の雨仕舞いもされておらず、雨風の通り道が多数見つかりました。実は、こちらの建物、工場なのですが、使用されている薬品の影響もあってか、築年数以上の老朽化がお見受けされました。雨仕舞いの問題も考慮し、ガルバリウム鋼板の屋根材に葺き替えることを、ご提案させていただきました。

それでは、工事の様子をご覧いただきましょう。

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↑既存の屋根材を撤去

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↑撤去してみると、このように雨染みが。天井の赤外写真に写っていた複数の雨水浸入形跡と一致します。

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↑アスファルトルーフィング

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↑雨仕舞の重要なポイント

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↑屋根葺き替え完了

見事に生まれ変わりました!ひと昔前までは、金属葺き屋根と言えば、「トタン屋根=数年で錆びる・穴があく」「ステンレス=高すぎる」といったマイナスイメージがございました。しかし、材料・技術の進化により、「ガルバリウム鋼板=錆びにくい・安価・軽量」と、プラスイメージが増えつつあります。端末の雨仕舞の技術も、現在では、通気性を維持した上で、2重3重に雨水浸入を遮断する方法が開発されております。

以上、トタン屋根葺き替え施工事例のご紹介でした。

先日、相談会にご来場のお客様から、「ブログの更新がないから心配したわ。」と、言われてしまいました。。。また、気まぐれに投稿させていただきます。最後までおつきあいいただきまして、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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