こんにちは!スタッフTです。
今回は
天井の開口部(点検口)
を作る作業について
お届けしたいと思います。
天井に点検口があると
雨漏り調査など
屋根裏の確認を
することができます。
天井以外に
点検口があるのは
戸建てのお宅の
キッチンの床などに。
マンションの場合は
壁に排水管の点検口などが
あります。
初めから天井に点検口がある
お宅は少ないようです。
天井に点検口がない場合
どのように点検口を
作っていくのかを
見ていきたいと思います。
天井に穴をあけるので
削りカスなどが
飛んでしまいます。
お部屋を汚さないよう
きちんと養生をします。
穴をあける場所にしるしをつけます。
この際、中に配線等がないかを考え
照明器具など離れた場所
を選んだりするそうです。
穴をあけていきます。
天井の材質によって
カッター、マルチツール、
廻し引きノコギリなど
工具を使い分けているそうです。
開口部のサイズですが
志村建装では
450角(450mm×450mm)
に穴をあけるそうです。
これは人が入れる大きさになります。
天井材の中の下地も一緒に
カットしているので
切り取られた天井の
まわりの下地を追加し
補修してから
外枠を取り付けます。
外枠にも色々な種類があって
お部屋に少しでも
違和感がないように
選んでいるそうです。
また取り付けた際に
天井の模様に
ずれがでないよう
外枠をはめるための
サイズカットも
天井の模様と合うように
計算しているそうです。
例えば上の写真のように
木目のある天井の場合は
木目をあわせたり、
線が入っている天井も
一直線になるようにと
職人さんの技が光ります。
何もない天井に
「穴をあける」
と聞くと
どんな風になってしまうのか
心配になってしまいますが
このように出来上がりを見ると
それほど違和感がなく
天井になじんでいるようにみえます。
点検口を作ったことによって
このように屋根裏が
見えるようになりました。
これで何かあった時は
屋根裏をいつでも点検できますね!!