こんにちは!

スタッフTです。

先日は屋根に重要な「タスペーサー」

のお話をしましたが

今回は「タスペーサー」を挿入していない

(縁切りを行っていない)屋根工事の

その後はどうなるか?

という事例をお知らせしたいと思います。

 

2年前に他社で塗装補修を行ったお客様。

それでも雨漏りが直らないとのことで

志村建装にご相談いただきました。

 

調べさせていただいたところ

工事をされた屋根の部材と部材との

すき間がなく(縁切りがされていない)

べったりと塗料で張り付いていました。

その結果、屋根の部材の間に

入り込んだ水の逃げ場がなく

屋根の下にある木材部分が

腐ってしまっていました。

右側の木材と左側の木材の色が

全然ちがいますね。

左側の木材が水の浸透により

腐朽して黒くなっています。

こちらの木材も黒くなっていますね。

そしてつなぎの金属が錆びているのも見えます。

この部分は濡れている箇所と

乾いている箇所があるのがわかります。

 

ここまで内部に水を含んだ状態になると

大規模に屋根修繕の工事を

やり直さなければなりません。

せっかく雨漏りを直そうと頼んだ工事によって

より大変な状況を引き起こしてしまっていました。

 

 

同じような状況の他の事例も見てみます。

スレート屋根材をはがし、

その下の防水シートをはがしてみると

その下の木材が・・・

水分を含んで腐ってボロボロになっています。

こちらも縁切り施工がなされていない結果

雨漏りが起こっていたということなんですね。

 

弊社社長に話を聞いたところ

いまだに塗装だけして

縁切りをしない業者があるそうです。

というか、

そもそも縁切りをする必要性を

理解していない業者もあるそうです。

 

その結果このような雨漏りの原因を

作っているとしたら、

恐ろしいしショックです( ;∀;)

 

きちんと屋根の重なり部分に

タスペーサー(縁切り部材)を挿入して

大事なお家を少しでも

長く持たせたいですね!!

 

 

 

 

 

 

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